秋を過ぎ冬になると髪にダメージを感じる方がとても多くなります。
肌のダメージ同様、夏の間は髪もダメージを受けており、それが表面化するのが秋口からです。

【多い髪のトラブル】
1.髪がパサつく・ごわつく
秋口のパサつきは湿度の低下による乾燥もありますが、紫外線によるダメージの蓄積も原因です。
健康な髪の表面はキューティクルがしっかりと閉じており、水分を逃がさない性質になっていますが、傷んだ髪はキューティクルがめくれ、水分が逃げてしまう構造になっています。
また、キューティクルにある油分の成分も紫外線に弱い成分なので減少し、手触りも悪くなります。
【パサつき対策には】
海藻類(ワカメ・ひじき・昆布)または貝類がおすすめです。
また、カルシウムを多く含む緑の野菜やゴマやくるみなどの木の実もおすすめです。
2.抜け毛が増える
1年で最も髪が多く抜けるのは10月と言われています。
それは紫外線ダメージを受けた頭皮が乾燥したり、気温の低下で血行不良になりヘアサイクルが乱れるため通常の季節は1日で自然に抜ける髪の本数は50本~100本と言われていますが、秋は何とその3倍で200本~300本も抜けると言われています。
毎日抜けていく髪を見ると不安になり、ストレスを感じてしまい余計に抜け毛が増えてしまうことも。
【抜け毛対策には】
甘いお菓子や塩分の摂りすぎに注意。生水や野菜を多めに摂りましょう。
また、鉄分を多く含む食べ物(赤肉やほうれん草、しじみなど)もおすすめです。
3.白髪が増える
エイジングサインのひとつである白髪。加齢によるもの以外に頭皮の状態も重要です。
紫外線ダメージや睡眠不足、そして乱れた食生活により頭皮状態が悪くなり結果として白髪が増えてしまいます。
今年も熱帯夜が続いたため、睡眠不足の方も多かったのではないでしょうか?
また、夏に体調を崩された方や、簡易的な食事を多く摂っていた方も要注意です。
【白髪対策には】
塩分や動物性脂肪の摂りすぎに注意しましょう。お肉や魚だけではなく、海藻や根菜類などのアルカリ性のものもしっかりと摂りましょう。